*本事業は2020年度の事業です。
今年度もenocoでは「なんだこれ?!サークル」を開催します。表現と思考を地続きに育てる、サークル形式の連続ワークショッププログラム。さまざまなクリエーションの実例と、「やりにくい方法でやってみる」「いろんなものを組み合わせる」など思考の「型」を手がかりに、参加者自身がそれぞれの「なんだこれ?!」をかたちにしていきます。
2020年度は、郵便やメールなどを使った「通信制」で行います。毎回、さまざまな分野で活躍する“パイセン”たちからのお題に、それぞれの環境で取り組みます。
対象は小学4~6年生の子どもと、20才以上の大人。もちろん通信制だから日本全国どこからでも参加OK。
自由で創造的な表現力を身につける第一歩に。または、世界をもっと面白く感じる思考を手に入れるきっかけに。子どもと大人が刺激しあって学び合う、そんな7ヶ月間です。
みなさまからのご応募、お待ちしております。
※2020年7月20日 このページの最後に、「よくあるご質問」を追加しました。
なんだこれ?!サークルへようこそ!
なんだこれ?!サークルは、思わず「なんだこれ?!」と言ってしまいそうなことが大好きな人たちの集まりです。自分だけの「なんだこれ?!」を考えたら、それを実際にやったりかたちにしたりして、誰かを「なんだこれ?!」と言わせる活動をしています。
2020年の活動は、小学4〜6年生と、20才以上の大人で行います。と言っても、みんなで集まらず、各自がそれぞれのおうちや近くの公園などで自由に行います。毎月ゆうびんでお家にとどくパイセン(せんぱい)からの手紙を手がかりに、それぞれの「なんだこれ?!」を考え、それをやったりかたちにしたりして、写真や動画でえのこ(enoco)に送ってください。ユーチューブ番組でパイセンたちがコメントつきで紹介します。
こうざの期間:2020年9月から2021年3月まで(7ヶ月間)
対象: 小学校4〜6年生、もしくは20才以上の大人
対象地域:通信制のため、日本国内にお住まいの方ならどこでもOK
定員:小学生15名 / 大人 15名(先着順)
募集期間:2020年7月15日(水)〜2020年8月15日(土)
※定員に達したら募集を締め切ります。
参加料:小学生 15,000円(税込)/大人 22,000円(税込)
(制作費、課題提出時の郵送費等は別途ご負担ください。)
企画:メディアピクニック、大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]
主催:大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]
お問い合わせ先:
大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]
school@enokojima-art.jp (担当:山本)
※本プログラムは、通信制によるワークショッププログラムです。
※本プログラムは、2020年度enocoの学校こどもアート学科しこう実験コースの事業として開催します。
(1)月の最初に、さまざまな分野で活躍する、なんだこれ?!サークルのパイセンから参加者へ、手紙が郵送で届きます。手紙には、その月にとりくむなんだこれ?!サークルの課題と、課題を行うための参考資料(一部はユーチューブなどの動画)がふくまれます。
(2)パイセンからの手紙をよく読んで、課題をおこないます。課題といっても、パイセンが考えたなんだこれ?!をやるのではまく、自分だけのなんだこれ?!を考えてやります。なんだこれ?!に正しい答えなんかない!
(3)できたなんだこれ?!を、映像や写真や音声にとって、月末までにネットでえのこ(enoco)に送ってください。ネットで送れないものは、ゆうびんでもOK。お家のネットのデータ制限(上り回線)には、気をつけてね!
(4) えのこ(enoco)にとどいたなんだこれ?!は、ユーチューブ番組「なんだこれ?!アワー(仮)」でパイセンのコメント付きで紹介します。みんなのなんだこれ?!は、インターネットなどで公開されます。
(5)1〜4を毎月くりかえします。
以下のフォームからご応募ください。
お支払に関して:ご応募いただいた方から順にお支払方法をおしらせします。お支払方法は銀行振込(りそな銀行宛)となります。
◎ぶちょう 岩淵拓郎
こんにちは、ブチョウのいわぶちです。おもに本をつくる編集という仕事をしています。好きなものはアートです。友だちを家によんでパーティーをすることが好きです。好きな食べ物はぎょうざとマンゴです。食べられない食べ物はサンショウです。いろんなことにきょうみがありますが、勉強も運動もあまりとくいじゃありません。
「ブッチーぶちょう」とよんでください。
パイセンたちのくわしい紹介は、ページの一番下を見てね。
どの月がどのパイセン担当になるかは、はじまってからのお楽しみです。
飯川雄大
塚原悠也
中辻悦子
前田耕平
南野詩恵
毛利 桂
(1)“かっこいい”も“おしゃれ”も「なんだこれ?!」から!
クリエイションの基礎体力を身につけよう。
(2)“見る“と“やる”は地続き!
表現と鑑賞を反復しながら「なんだこれ?!」を立体的に体現しよう。
(3)「なんだこれ?!」を始めるのに歳なんて関係ない!
子どもと大人、お互い刺激しあって学ぼう!
本プログラムでは、主に写真や動画で、毎月1回1〜2点の課題を提出していただく予定です。不要になったデジカメやスマホ(通信機能は不要)などを、お子さまが好きなときに使えるよう通期で貸し出していただけると、参加がスムーズになります。
また、お子さまが撮影した映像や写真を提出する際は、メールもしくは郵送でenocoまでお送りいただきます。ぜひともご協力お願いします。
動画などをメールやネット経由でご送信いただく際は、ネット回線のデータ制限にお気をつけください。USBメモリやSDカードの郵送でも構いません。
なお、子ども・大人とも、参加者が提出した映像や画像などの作品は、インターネット等で一般に公開される予定です。
思わず「なんだこれ?!」と言ってしまいそうなことを考え、実際にやってみたりかたちにしたりして、誰かを「なんだこれ?!」と言わせる活動をおこなう世界的サークル。1917年に結成されたと言われているが、もっともっと前からあるという説もある。基本的に参加しかくは一切なく、せいべつ、こくせき、しゅうきょうにかんけいなく、誰でも自由に活動に参加することができる。
モットーは「なんだこれ?!はちょークール!」。
飯川雄大 1981年兵庫県生まれ、同地を拠点に活動。人の認識の不確かさや、社会の中で見逃されがちな事象に注目し、鑑賞者の気づきや能動的な反応を促すような映像、写真、インスタレーションを制作。2019年「六本木クロッシング2019展:つないでみる」(森美術館)「美術館の七燈」(広島市現代美術館)に出品。震災復興支援と防災・減災のためのフリーペーパー震災リゲインプレスに「猫の小林さん」を掲載。4月より十和田市の市街地循環バスに「デコレータークラブ-ピンクの猫ねこの小林さん-」のアートバスが運行中!2020年7月は、ヨコハマトリエンナーレ2020「Afterglowー光の破片をつかまえる」(会期:7月17日~10月12日)と高松市美術館でデコレーダークラブの新作を発表予定(会期:7月23日~10月18日)。 http://www.takehiroiikawa.com/
塚原悠也 2006年にコンタクトゴンゾというチームを作り、体を動かすことによって作品を作るようなことを中心に活動を行っています。あまり決まりを作らずに、チームのみんなでぐわーっと殴り合ったり、体をぶつけ合ったり、ゴムと木材で作った機械で果物を時速100キロ位で飛ばして自分たちの体に当てたりしています、あとは山の中にテントを張って何日間も暮らしながら写真を撮ったりもします。芸術の専門家でさえ、これは芸術じゃないといって怒ったりするときもありますが、あまり気にせずにチームのみんなでたのしく世界中を旅しています。
中辻悦子
1937- 大阪府生まれ。
平面、立体、版画など素材を問わず
「ひとのかたち」をテーマにした作品や絵本も作ったりしています。
前田耕平 1991年和歌山県生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科構想設計専攻修了。人や自然、物事との関係や距離に興味を向け、自身の体験を手がかりに、映像やパフォーマンスなど様々なアプローチによる探求の旅を続けている。近年の活動に、南方熊楠の哲学思想を追った「まんだらぼ」プロジェクトや、タイにナマズを探しにいく「パンガシアノドン ギガス」などがある。 koheimaeda.com
南野詩恵 1986年大阪府出身、京都府在住。衣装と作家。大学在学中より演劇衣装を製作する。これまでにサファリ・P、Monochrome Circus、康本雅子作品、高橋匡太作品など、さまざまなジャンルの舞台衣装を製作。一児の母。2016年、舞台芸術団体「お寿司」を立ち上げる。作・演出・衣装を南野が担当し、生地と文字を媒体として、演者の内外からアプローチを試みる。
2019年 京都芸術センター×ロームシアター京都 U35創造支援プログラム”KIPPU“選出
作品映像 https://youtu.be/I2wOTxcalOs
稽古映像 https://youtu.be/37Yvg0v9WdU
Instagram @shie_minamino
毛利 桂 1998年からTechnicsやポータブルプレーヤー、エフェクトなどにより独自のターンテーブル奏法を模索追究しつづける実験ターンテーブリスト / サウンドアーティスト。 国内外の美術館やフェスに参加。また、京都のパララックスレコードの店長。
http://www.parallaxrecords.jp/katsuramouri/
http://www.parallaxrecords.jp
なんだこれ?!サークルは、2014年に編集者の岩淵拓郎と子ども向けアートワークショップの企画・制作を行うタチョナプロジェクト(現、一般社団法人タチョナ)が共同開発した、表現と思考のための連続ワークショッププログラムです。《なんだこれ?!》というキーワードを起点に、表現と鑑賞を地続きに行き来しながら、ジャンルや形態にとらわれることなく、参加者がそれぞれの《なんだこれ?!》を模索していきます。
ん、《なんだこれ?!》って何? それは文字通り、疑問であり、驚きです。わたしたちはいろんな表現を見たり聞いたりして疑問に思ったり、驚いたりします。一方、それらの表現は、それを創り出した表現者の疑問や驚きがかたちや音や動きになって現れたものです。鑑賞者の《なんだこれ?!》と、表現者の《なんだこれ?!》。それらは本質的に同じものであることは、これまでのなんだこれ?!サークルで子どもたちが生み出した《なんだこれ?!》を見れば明らかです。彼らは自ら見つけた疑問や驚きをそのまま目の前に差し出し、それを受け取ったわたしたちは思わず「なんだこれ?!」と言ってしまうのです。
今回のなんだこれ?!サークルは通信形式なので、チャレンジとして子どもと大人が一緒に参加できるようにしました。子どもと大人がともに学びあう7ヶ月になればいいなと考えています。子どもも大人も、ぜひふるってご参加ください。
ブチョウ 岩淵拓郎
Q1. 家族で参加することはできますか?
A. 可能です。ただ、お申し込み1名義につき、1メンバーと換算します。講座のはじめに参加者名(ニックネーム可)なども決めていただきますが、期間を通してその名義でご参加ください。
課題の提出に関しては、毎月交代で提出者が変わることのないようにお願いします。
・・・例・・・
OK例)親1名子ども2名、計3名のユニット名義で参加。毎月の課題提出もユニット名義での提出
NG例)親1名子ども2名、計3名のユニット名義で参加。今月の課題提出は子どもが担当。来月の課題提出は親が担当→課題提出する名義それぞれでお申し込みください。
Q2. 友達どうしで1名義で申し込むことはできますか?
A. 住所が違う場合は、それぞれで申し込んでください。
課題や連絡事項は1つの住所に1通お送りします。同じ住所にお住まいでない方どうしがユニットを組んで1名義で参加する場合、課題の実施や読み込みに時間がかかってしまいますのでお断りしています。
同じ住所にお住まいの方がユニットを組んで1名義で参加していただく場合は、可とします。その場合、課題提出時には毎回同じ名義でご提出ください(Q1参照)。