サーカスは、世界各地に源流がある、子どもから大人まで楽しめるアートです。
現代のアジアでは、地域性や、コンテンポラリーダンスも取り入れた、
モダンでかっこいいサーカスが注目をあびています。
日本でも、その萌芽を持つ、いくつかのサーカスがあります。
今回は、サーカスを心から愛する3人が集まり、貴重なサーカス映像や、
公演パンフレットを紹介しながら、アジアの現代サーカスの今を語ります。
日時:2019年6月8日(土)19:00~20:30(受付18:45〜)
場所:enoco地下1Fカフェ「CORAL PARLOR enoco」
参加費:無料(カフェでの1ドリンクオーダーにご協力ください)
定員:20名程度(事前申込不要/当日先着順受付)
モデレーター:中西美穂(大阪アーツカウンシル統括責任者)
スピーカー:甲賀雅章(enoco館長)、西元まり(ライター)
コーディネーター:高坂玲子(大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco])
主催:大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]
協力:アーツサポート関西、大阪アーツカウンシル、(一財)おおさか創造千島財団
【おおさかアートコモンズ(仮称)とは】
大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]が主催し、
大阪で芸術・文化の支援等を行う団体・機関であるアーツサポート関西、大阪アーツカウンシル、
おおさか創造千島財団が企画協力して2018年度に立ち上げた、
情報や課題の共有の場の試みです(今後、関わる団体・個人は増えていきます)。
この「ギャザリング」は、毎回異なる話題提供者が登壇し、文化芸術に関わる団体・個人など、
さまざまな人々が出会うための集まりです。
*開催日となる6月8日(土)は「えのこdeマルシェ」も開催します(11:00〜17:00)
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▼スピーカープロフィール
甲賀雅章(大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]館長)
広義の意味でのデザイン、文化戦略を、21世紀型経営の最重要資源として位置づけ、企業、組合、商店街、地方自治体等の活性化におけるコンサルティング活動、ブランド開発事業を展開。最近では、ダンサー、役者としても舞台に立っている。NPO法人日本ホスピタルクラウン協会副理事長、大道芸ワールドカップin静岡プロデューサー(1992~2017)、川根本町文化会館芸術監督(2011~)、Siam Street Fest (バンコク,2012~)、TACT FEST[大阪国際児童青少年アートフェスティバル]プロデューサー(2013,2014)、静岡市「まちは劇場プロジェクト」ストレンジシードコンセプター(2016~)、瀬戸内国際芸術祭2016 APAMSディレクター(2016)、大阪フリンジフェスティバルディレクター(2018~)
西元まり(ライター)
1992年、シルク・ドゥ・ソレイユ『ファシナシオン』を観て魅了され、国内外で現代サーカス取材を開始。文化、経済、スポーツ、IRといった幅広い視点からアプローチし、朝日新聞、産経新聞、夕刊フジ、雑誌AERA、プレジデントウーマン、ANA翼の王国などで発表。直近では、テレビ『マツコの知らないサーカスの世界』番組制作に協力。著書に『アートサーカス サーカスを超えた魔力』(光文社新書)、『シルク・ドゥ・ソレイユ サーカスを変えた創造力』(ランダムハウス講談社)、『サーカスの学校』(絵本/福音館書店)など。
▼モデレータープロフィール
中西美穂(大阪アーツカウンシル統括責任者)
1990年代後半フランス遊学中に現代サーカス(ヌーヴォー・シルク)に出会い、大感動、帰国後の1998年9月に、シルク・イシ日本公演(国際交流フォーラム、神戸ファッション美術館)の関連企画として写真展を企画する。その後、サーカスと直接の関りはないが、年齢や国籍を超えて、誰もが楽しめるサーカスがいつも心の片隅にある。国際交流基金知的フェローシップ派遣(2007)、文化庁新進芸術家海外研修制度特別派遣(2011)。NPO国際サーカス村会員、日本アートマネジメント学会関西部会監事。2018年4月より現職。