大阪府20世紀美術コレクションと小さき巨匠たち 展覧会をつくる展覧会 ― こどもアート学科2021「身ぶり手ぶり。体をつかって写真で心をつたえよう」連動企画―
大阪府は、20世紀後半に制作された作品を中心に、約7,900点におよぶ国内外の様々な美術作品を「大阪府20世紀美術コレクション」として所蔵しています。
大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]では、コレクションの魅力をより多くの人々に知っていただくこと、またコレクションの活用と展示の可能性を探ることの二つを目的として、2018年度から、新進気鋭のアーティストを招聘し、アーティストコラボ・コレクション展として、新たな可能性を探る試みを行ってきました。
またenocoでは、こどもたちの表現力と創造力を育むことを目的に、小学生を対象としたアートプログラム「こどもアート学科」を実施しており、アーティストを講師として招いて、多様な表現、素材、技法、作家独自の思考にふれながら、楽しく美術を学ぶ取り組みを行っています。
今回の展覧会「展覧会をつくる展覧会」は、この「こどもアート学科」と連動し、こどもたちを“小さき巨匠たち”として招き入れる、いわばこどもたちを主役としたアーティストコラボ・コレクション展です。
講師を務めるのは、2019年度アーティストコラボ・コレクション展の招聘作家でもある写真家の麥生田兵吾。
参加するこどもたちは、大阪府20世紀美術コレクションから気に入った作品を選び、その作品から感じたことや思ったこと、心に浮かんだ気持ちなどを、自分の身体を使って、身ぶり手ぶりで表現します。そうしたこどもたちの身体を使った表現を、写真家の麥生田が展覧会場内に作られた「写真スタジオ」で撮影し、こどもたちによる作品として、こどもたちが選んだコレクションとともに展覧会場に展示することで展覧会が完成します。
大阪府20世紀美術コレクションと、“小さき巨匠たち” の作品からなる「展覧会をつくる展覧会」。
大阪府のコレクションの魅力と、コレクションから生まれるこどもたちの表現力や創造力を感じとっていただければ幸いです。
また会期中は、ご来館者それぞれにも「展覧会をつくる展覧会」に参加いただける仕組みとして、”小さき巨匠たち“ にならい、身体を使った表現作品を制作、ご自身の表現力を再発見していただく試みを行う予定です。ぜひご期待ください。
フライヤーデザイン：塩谷啓悟 http://www.shiotanikeigo.com/
担当学芸員：河崎由香子（enoco企画部門）
大阪府20世紀美術コレクションと小さき巨匠たち
展覧会をつくる展覧会
― こどもアート学科2021「身ぶり手ぶり。体をつかって写真で心をつたえよう」連動企画―
会期｜2021年11月7日 （日） ― 11月27日（土）月曜休館
時間｜11:00 – 19:00
入場無料
会場｜大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco] 1F room4
主催｜大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]
［インフォメーション］
展覧会開催初日 2021年11月7日（日）10:30-12:30／14:00-16:00
会場内では連動企画 こどもアート学科2021「身ぶり手ぶり。体をつかって写真で心をつたえよう」のプログラムを実施しています。（講師：麥生田兵吾）
この間、展覧会場への入場制限を行う場合があります。事前にご了承ください。
「身ぶり手ぶり。体をつかって写真で心をつたえよう」
講師：麥生田兵吾（むぎゅうだ ひょうご）
大阪府の所蔵作品を鑑賞して、その時に感じたことや思ったことを、自分の体を使った身ぶり手ぶりで表現し、その姿を会場に設けた写真スタジオで撮影します。後日、みんなの写真作品と鑑賞した大阪府の所蔵作品がコラボレーションした展覧会、「展覧会をつくる展覧会」を開催します。使い慣れた言葉の表現から離れて、自分の体と写真イメージだけでどんな作品を生み出せるでしょうか。
※こどもたちの姿が写真作品となり展示されます。顔や姿が公開されますこと、事前にご了承ください。
※感染予防対策を徹底した上で、撮影時のみ、1人ずつマスクを外して撮影します。
・対象：小学生・中学生
・時間：【午前の部】10時30分〜12時30分／【午後の部】14時00分〜16時00分
・定員：各回12名（事前申込制。先着順受付）
・受講料：2,000円（材料費込み）
※キャンセルによる受講料の返金はございません。
（キャンセル規定に定めた場合のみ一部返金の対応をいたします。）
※参加申し込みを締め切りました。たくさんのお申込、ありがとうございました。
>>>こどもアート学科についての詳細はこちら
新型コロナウィルス感染症の状況により中止または延期、内容の変更を行う場合があります。
最新情報はWebサイトをご確認ください。
