enocoは来年の春で10周年を迎えます。10年の節目、そして次の10年に向けて、
enocoの空間や「もの」「こと」、そして「人と人」とのつながりを棚おろしする
機会と場をつくろうとしています。
ですが、多くの人と同じ場に集まることが難しい今、小さなあつまりから始めてみます。
この「小さなあつまり」をenocoでは「ピクニック」と呼んでみます。
2002年にピクニック生誕200年を記念して結成された「東京ピクニッククラブ」が掲げる「15の心得」のひとつに
「ピクニックは社交である。形式張らない出会いの場と心得るべし。」とあります。
この心得にならい、enocoのピクニックでは、年齢や社会背景、
職業などにとらわれない関係性の中での対話と出会いを積み重ねていきます。
そのフラットな出会いや対話を通して、次の10年に向けて、さまざまな人の創造性が育まれていくことを目指します。
ピクニックの仕立ては、
・enocoに関わる人が呼びかけ人となる
・呼びかけ人は一緒にピクニックしたい相手に声がけする
・それぞれが友人・知人を連れてくる
今回はenoco館長・甲賀雅章が呼びかけ人。
お相手は国際的パントマイミストの「いいむろなおき」さん。
「いいむろ」さんが、連れてこられるのは「田中秀彦」さん。
「田中」さんは、服飾芸術家であり舞台演出家でもあります。
そして、甲賀も日本では珍しいバーティカルダンサーの第一人者「 Asami Yasumoto」さんをお連れします。
「からだ・身体」「表現」というキーワードからあっちへこっちへ。
ピクニックを楽しむ4人の隣で、ピクニックシートを広げ、
聞こえてくるおしゃべりに耳を傾ける気楽な気持ちでのぞいてみてください。
enocoおしゃべりピクニックVol.0
「からだと表現のゆくえ」
日時:2021年8月3日(火)21:00〜22:30(申込不要)
呼びかけ人:甲賀雅章(Creator /enoco館長)
ゲスト:いいむろなおき(マイム俳優/演出家/振付家)、田中秀彦(服飾造形/舞台演出/アートディレクション)、Asami Yasumoto(エアリアルパフォーマー)
場所:オンライン(enocoFacebookページよりライブ配信)
※アーカイブ配信はありません
1991年渡仏。 パリ市マルセル・マルソー国際マイム学院入学。 1994年 同学院卒業後、ニデルメイエ国立音楽院コンテンポラリーダンス科最上級クラス入学。 翌年、審査員全員一致による金賞で首席卒業。 フランスと日本でマイム、パントマイム、ダンスなどの公演活動やワークショップを行う。 1998年 拠点をフランスから日本に移し、「いいむろなおきマイムカンパニー」の名称で ソロ公演・ワークショップやマイム指導・演出・振付・海外フェスティバルへの参加等、個人での活動を開始。 2003年 自身が代表を務める「いいむろなおきマイムカンパニー」で集団マイム作品の創作を開始。 日本では数少ない【集団マイム劇の創作上演を続けるカンパニー】として、関西を拠点に国内外で上演を続けている。 スタイリッシュで洗練されたスピード感あふれる舞台をテーマとしながら、常に笑いを忘れない作風は、 まさに「関西生まれのおフランス育ち」。
専門分野
コスチュームデザイン、
舞台芸術(舞台衣装、ファッションショー演出、モデルインストラクター、身体表現)
研究領域
「服飾」を「身体」と「空間」の間にあるものと捉え、時間を加えてデザインすること。
生活に根ざした「ファッション」と、表現体としての「コスチューム」の距離。
固定概念に捕われない自由な発想での創作、あるいは伝統や技術を応用した発展性のある創作。
服飾作品の舞台上での表現、演出効果、身体表現について。
2009年より、装飾性を極限まで排除する〈裸の演劇プロジェクト〉を開始。
一週間のワークショップによる坂口安吾「桜の森の満開の下」を上演するシリーズを発表。
その後、ダンサー、モデル、マイムアクターがジャンルを超えて創作する〈BLACK〉シリーズを展開中。
京都市立芸術大学大学院卒業後、2011 年よりダンサー、エアリアルパフォー マーとして活動を始める。2015 年に渡英、2017 年までの 2 年間、サーカス学校 Circomedia 学位コースにてエアリアルを含むフィジカルシアターパフォーマンスを学ぶ。帰国後は、現代サーカスを広めるため、京都を拠点に活動。現代サーカス団体Co.SCOoPP、及び関西エアリアル代表。2018年に産業ロープアクセス国際資格IRATA level.1取得。
広義の意味でのデザイン、文化戦略を、21世紀型経営の最重要資源として位置づけ、企業、組合、商店街、地方自治体等の活性化におけるコンサルティング活動、ブランド開発事業を展開。CI戦略、ブランディング、コミュニケーションデザイン、シティプロモーション、新商品開発、新業態開発、空間プロデュース、イベントプロデュースと、その活動領域は広く、最近では、ダンサー、役者としても舞台に立っている。