ひとひらのかみきれ展
グラフィックデザイナー・アートディレクターとして40年以上紙媒体に携わっており様々なモノを制作して来ましたが
その傍ら伝統芸能を生業としている上方落語家の林家菊丸師匠、上方講談師の旭堂南龍先生の年期明け(師匠のもとでの修行を終える)
から親しくさせて頂き、彼らの勉強会や独演会告知の紙物等を専属でアートディレクションして来ました。
林家菊丸師匠は昨年、文化庁芸術祭大賞を受賞し今年芸歴30周年、旭堂南龍先生は、一昨年文化庁芸術祭新人賞を受賞し今年芸歴20周年を迎えます。
お二人とも世間が認める上方を代表する落語家・講談師です。そんな記念の年でもある本年に、彼らの軌跡を各々の第一回の独演会チラシから始まり
現在までを展示いたします。今回は彼らのパフォーマンスもご覧いただいて、デザイナーが「ひとひらのかみきれ」に何を表現してきたのかも、
一般の方々に感じていただければと思い、会場の一角に舞台を設けて上方落語家・林家菊丸、上方講談師・旭堂南龍の美しい話芸も作品としてお見せいたします。
会場:ルーム4(1階)
会期:2024年4月16日(火)~4月21日(日)
時間:11:00~20:00(最終日は15:00まで)
主催者名:旭堂南龍を囲む会 代表 太田恵子