プロジェクト
木津川遊歩空間整備 H27

概要

木津川遊歩空間整備に伴い、遊歩道及び広場の市民による自主的な運営の仕組みづくりを行なう。また、今年度は以下の項目を目的としました。

・公共工事に伴う市民参加について実施検討し、他地域にも応用が可能なモデルケースとして手法をまとめ、発信する
・今年度は、秋の遊歩空間供用開始に向けて、市民側からの発信によるコミュニティの醸成を加速させることを重点とする
・地域住民とクリエイターやNPO 等の協働によるまちづくりをさらに進める

進め方

・近隣町会、治水事務所へのヒアリング。前年度事業からの課題の確認と工事の進捗状況の確認を前年度より継続して実施
・地域で活動をしている人、緑に関する活動をしている人、クリエイター等へのヒアリングを中心とした地域人材の発掘を継続して取組み
・共用開始に向け、現地空間を活用し、地域人材のマッチング、交流のプラットフォームづくりを実施
・より多くの住民等の参加の意識の醸成と、社会実験的活動を視野に入れた枠組みの構築
・運営の仕組みづくりの検討

一部供用開始(広場部分を除く遊歩道のみ)

平成28年3月19日(木)に、オープニングセレモニーを実施し、近隣にお住いの方を中心に、総勢87 名とたくさんの方にお越しいただくことができた。ご来賓各位からお祝いの言葉をいただき、デザイナーの岩瀬氏からはこの事業に関するコンセプト等のご説明がありました。セレモニーの後半ではご参加の皆様とともに花植えワークショップを行い、近隣に所在するメリーガーデン保育園の園児たち8 名の参加があり、笑顔の彩りを添えてくれました。
セレモニー終了後はしばらく自由散策の時間とさせていただき、温かいぜんざいを召し上がっていただきながら、参加者が思い思いの場所でゆっくりと見学できる時間を設けることができました。あわせて、今後、この空間をどう活用したいかについて簡単なアンケートを実施したが、その中では、「とても気持ち良い」「作ってくれてありがとう」などの喜びのお声とともに、「リハビリにぴったり」「フリマがしたい」「畑をつくりたい」といった積極的な活用希望アイデアをたくさん寄せていただきました。

成果と課題

・地域に対して説明等を丁寧に実施したことにより、供用開始以降における課題意識や懸念をいただくことができ、一定の認識を把握することができました
・現地説明会や住民説明会を開催したことにより、近隣住民を始めとする様々な方から細かくご意見をいただくことができました
・平成28 年1 月20 日(水)をもって、「(仮称)木津川遊歩空間を楽しむ会」の準備会を発足することができました
・今後、本事業が活性化していくためには、地元自治体である行政、企業等、多様な立場の団体や個人の参加がキーポイントになってくるので、「(仮称)木津川遊歩空間を楽しむ会」で活動をしながら、仲間を増やしていく予定です

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