大阪府が「おおさかカンヴァス推進事業」や「プラットフォーム形成支援事業」で蓄積した、公共空間活用のノウハウや理念等を府域に活かすこと。また、府内市町村における地域課題への取り組みを、アートやデザインを活用して技術的に支援することを目的としています。
“Tatami Talk”の来場者拡大の方策として、おもてなし側に協力してくれる人材を多数確保。いわゆるおもてなしは、様々なプログラムを提供することで、来場者をもてなし、楽しませる。当事業におけるおもてなしとは、区域で活動する区民団体やパフォーマー等になる。料理を提供してくれる店舗やパフォーマンス、舞台でのプログラム提供など、様々な国の方がおもてなし側として参加した。
600名の来場があり、17プログラムを実施できた。多くの外国人、日本人が来場し、中国やベトナム、フィリピン、ミャンマーなど様々な国の料理や民族舞踊、音楽を提供。会話をするともらえるポイントを集めると料理と交換できるというゲームの要素も加わって、多様な国の言葉が飛び交う活発な交流の場が生み出された。
今回、異文化の人たちと交流を図りお互いの文化について知ってもらうことで、異文化の方たちとつながり、新たなコミュニティが生まれた。また、同じ国籍の方同士でも初めて会う方や久しぶりに会うなどで話が盛り上がり、コミュニティの輪が出来ており、今回のイベントがきっかけで、様々なコミュニティを創出することができた。
生野区には多様な国籍の方たちが在住しており、自国の言語以外話せない方たちも多く、日本語が全く分からない方もいるので、“やさしい日本語”でおもてなしし、コミュニティ拠点となる店舗を掲載した多言語マップを制作。マップはやさしい日本語で、ハングル、中文、ベトナム語、英語、日本語の5ヶ国語を制作。“Tatami Talk”の参加者に配布するとともに、WEBでもダウンロードできるようにした。
「泉南市公共施設等最適化推進実施計画」に基づき集会施設の最適化を実践するにあたっては、利用する市民ニーズを把握した上で施設の活用可能性を検証し分類する必要がある。
集会施設等の施設最適化を検討するにあたって、残し方のプロトタイプを考案し、モデル事業を実施する。
社会実験の会場となった“新家上村集会場”の地区である新家地区の方たちを中心に呼びかけ、様々な世代の特技を持っている方たちに集まって頂き、おもてなし側として行政と協働し、チャレンジを実施。普段から様々なイベント等に参加して手作り雑貨を販売している方や、教室を運営している方、地域で飲食店を営んでいる方など様々な方たちが運営側として参画して頂けた。特技が無い方も会場運営として受付やアンケート対応、トイレ巡回等のお手伝いで参画。また、手作り販売については、会場配置や連絡等を代表して取りまとめて動いて頂ける方が出てきたりと、地域が主体的に動いていた。
34プログラムを展開し約500名の来場があったプログラム。
内容がマルシェや体験、ステージと多世代の方たちが楽しめる構成となっていたため、ご年配の方たちからお子さんまでご家族や友達同士で多数来場されており、様々なプログラムを楽しまれていた。また、フライヤーのデザインが子どもたちに好評だったこともあり、たくさんの子どもたちが友達同士で来場していた。
ボードアンケートでは、“どちらから来られましたか?”に対して、新家エリアの方たちが半数以上を占めていたが、信達、東信達エリアや樽井、雄心エリアの方たちが多数来場されており、他地区の方たちにとっても関心の高いフェスタであったと思う。
コミュニティづくりに興味がある住民を抽出
シルバー人材センター長やミサキノヒトフクの大家さん、岬町の若手職員、罠猟の猟師など、個性豊かなプレーヤーの存在が見えた。
岬町のリソースを整理
魅力的な食材と生産者の存在。海産物・ジビエ・野菜
「食」にまつわるテーマがキーワードになれば、岬町のファン人口増加につながる。
SNSリテラシーの向上のため文章と写真の講師を招聘しオンザジョブ的ワークショップの実施
講師に文章・写真の専門分野に加え、マルチな活動をされている中川氏、日根野氏を迎えたことにより、福祉・町おこし協力隊・観光などSNSリテラシーアップに加え、住民に対して岬町の可能性を提示できた
人的資源の発掘
人的資源 町内には岬町への思いを持った今後のプレイヤーとなれる人々が多数存在し、属する領域や年齢も様々だった。
また今回、enocoのポッセが岬町に入り岬町民とワークショップで協働したことにより、新たなコンテンツや特産品につながる可能性が見出された。
あわせて、ワークショップ等の開催を通じて出会った町内外の参加者が自主的にイベントやワークショップなどを企画、開催し、岬町をフィールドにまちづくりの活動に取組み始めている。これらは少子高齢化が進行する岬町において、町外からの参加者はまちづくりに携わる貴重なプレイヤーになり得る存在であり、これら活動を継続していくことにより、関係人口の創出が期待できる。
交流の場を設け、関係人口の増加を図る
コアワークショップで出会った、町外住民が岬町の食材の豊かさに触れ、「ミサキノスパイス」という地元食材でカレーをつくる活動を始めた。