プロジェクト
市町村へのカンヴァススキーム展開 [わがまちカンヴァス]

目的

大阪府が「おおさかカンヴァス推進事業」や「プラットフォーム形成支援事業」で蓄積した、公共空間活用のノウハウや理念等を府域に活かすこと。また、府内市町村における地域課題への取り組みを、アートやデザインを活用して技術的に支援することを目的としています。

プロジェクト概要

泉大津市

課題

市民文化祭を多世代が参加する、もっと開かれたものにしたい

目標

次世代の目標となる文化祭へのチャレンジ(匠の技を伝承する、伝統文化の定着と伝播)
・普段の活動の成果を発表する場として聖地化(=宣言)
・一般の方が参加できるプログラムの実施
・多世代が参加する盛り上がりの日をつくる

プロセス

(1) 泉大津市生涯学習課職員の問題意識及び泉大津市文化協会のヒアリング

  ・地域の現状と課題の把握

(2) 目標の設定

  ・興味を持って取組に関わる市民(団体)の発掘   ・盛り上がりの日を設定

(3) プラットフォームの設計

  ・ステークホルダーの整理
  ・実行委員会をつくり、多様な関係者を招集

(4) ワークショップ開催

  ・一般の方も参加できる仕組みとする
  ・子どもを含めた若い世代への文化伝播
  ・各プログラムの日程を集約して、ひとつのお祭りとして、わかりやすくする

(5) イベント(KOTATSU PICNIC)の開催(2014年12月6日)

  ・伝統文化の伝播
  ・実行委員会による自主的運営に着手
  ・多世代の参加

成果

文化協会の会員が軸となり、中心となるイベントを運営する体制づくりに着手 ⇒ 多世代が参加する“ごかんのおまつり”を実施することができた

 
[ごかんのおまつり]
 日時:平成27 年11 月28 日(土)13:00~17:00
 場所:テクスピア大阪 テクスピアホール
 参加費:無料
(1)内容
 ①開催内容
これまで、市の文化祭を担ってきた地域の匠達が、次世代の子どもたちに伝統文化を伝承する場とし、子どもたちが、踊りやお茶の作法を匠達から学び、発表を行ないました。より、多くの人と「みんなでつなげる文化祭」を共有することで、泉大津市の素晴らしい伝統文化の歴史、技を広め、次世代に伝えていく場となりました。後半では、みんなが持ち寄った和楽器等を使い、合奏形式で音を創り出すビックビックバンドの演奏、みんなで踊る盆踊りのプログラムを実施。子どもから大人まで楽しめる文化祭を開催しました。
(2)参加人数
 ①大津おどり・あびこおどり 約80名
 ②お茶とお菓子のワークショップ 約40名
 ③ビッグビッグバンド 約50 名(楽器数: 62 個)
(3)プログラム数
 ・6プログラム
※(2)に記載の3プログラムに加え、休憩時間には生け花と絵本の読み聞かせ、バルーンアートの3 プログラムを実施
(4)フライヤー


(5)プログラム実施状況(写真)

大阪狭山市

課題

・市民活動が活発に継続されているが、さらに若い世代を取り込んで活性化するにはどうすればいいか
・地域資源としての狭山池をさらに全国にPRしたい

目標

・成熟した市民活動の場に、若い世代が参画する機会をつくり、市民活動の若返りを実現
・「狭山池築造1400 年事業」を契機に、市民活動を軸として、広く狭山池の存在をPRする機会を生み出す

プロセス

(1) 大阪狭山市に、これまでの狭山池と市民活動に係る経緯や現状についてヒアリング

・地域の現状と課題の把握

(2) アドバイス実施

・狭山池築造1400 年事業でのプログラム実施について効果的な企画運営等をアドバイス
 ※本件についてはアドバイス実施までを成果とする。

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